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薬学部のテストにはどんなものがあるの?
高校生の時とは違い、大学では科目や先生により、様々なテストの形があります。
しっかりと勉強をすることはもちろん大切ですが、テスト形式別の対策を立てなければ十分な結果を出すことが難しいです。
そこで今回は、テスト形式別にどのようなことに注意すれば良いのかや、どんな対策をしていけば良いのかについて考えたいと思います。
選択肢式のテスト
選択肢式のテストは、ご想像の通り、選択肢を選んでいく試験です。この形式は答えが選択肢の中に書いてあることが多く、記述式のテストよりは取り掛かりやすいかもしれません。
ただ、選択肢と言っても紛らわしいものが多く、実施にテストを受けていると4個の内、2個には絞れるけれど、そこからが選べないということもよくあります。
この形式のテストの対策は、問題集や過去の試験、国家試験を参考にして、選択肢一つ一つが正解なのか不正解なのかを勉強して、不正解であれば、選択肢をどのように変えると正解になるのか調べていくと大変勉強になります。
衛生や物理化学などはこの方法で勉強し、覚えていきました。どのように変えたら正解になるかを調べながら勉強することにより、紛らわしい選択肢が多い場合でも、正しい正解を選ぶことができます。国家試験では、教習所の試験のように紛らわしい選択肢も多いため、この勉強方法は有効に使えると思います。
以上、選択肢のテストでは問題集や国家試験を参考に、問題を元に勉強していくことがポイントと言えそうです。
記述式のテスト
大変難しいテストのうちの一つです。
「横紋筋と平滑筋の筋収縮の機序を説明しなさい。」などの問題がありました。
この形式のテストでは、どの部分が問題に出されるのかがわからなく、対策もしにくいテストです。友達や先輩なども「あの科目のテストは大変だよ」と噂が広がっていることも多いため、アンテナを張っておくことが大切と言えそうです。
この形式のテスト対策は、しっかりと授業を聞き、先生が大切だと言っているポイントをしっかりと押さえておくことです。このような科目ではしっかりと毎回授業を聞いて、復習も行い、知識を定着していくことがとても大切になります。
以上、記述式のテストでは、テスト形式の情報を収集しながら、毎回しっかりと授業に参加し、復習をしっかりとしていくことが大切です。
課題のみでテストがない場合
薬学部にはテストがなく、出席とレポートだけで評価をするなんていう科目もよくあります。
著名人の話を聞いたりする授業でこの形式が多いです。
この科目ではテスト対策はできないので、しっかりと授業に参加し、レポートをしっかりと書くことが大切です。レポートもただ文字を埋めるためだけに、授業の内容を要約するだけではなく、その授業の内容を踏まえてどのように感じたのかや、どう思ったのかも書いていくことが大切です。
レポートを友人のものを丸写ししたことが発覚し、再履修となった人もいました。出席してレポートを提出すると単位がもらえますので、しっかりと授業に出席し、レポートを期限通りに提出する方が良いと思います。
以上、課題のみでテストがない場合では、しっかりと授業に出席し、期限内にレポートを提出することが当たり前ですが、大切だと言えます。
まとめ
今回は選択肢式のテスト・記述式のテスト・課題のみでテストがない場合に分けて、どのように対策していけば良いかを考えてみました。
毎日しっかりと勉強していくことは薬学部でテストを乗り切っていく上でとても大切になりますが、テストの点数として成果を出さなくてはいけないため、テストの特性を知ってしっかりと対応していきたいですね。