【大学】薬学部の学生こそ生活習慣を大切にしよう

生活習慣と聞いて、「自分はしっかりできている」と感じる人はどのくらいいるでしょうか。

また、そんなこと考えたことないという大学生も少なくないのではないでしょか。

少しくらい適当に過ごしてもまだ若いため翌日にひびくことはないかもしれませんが、勉強など目に見えない影響はきっとあるはずです。

今日は、大学薬学部の学生に向けて、生活習慣について解説します。

ぜひ最後までお読みください。

目次

【薬剤師は患者の健康のお手本でもある】

大学の薬学部で勉強をするあなたは、将来、薬剤師になったり、研究をしたりと、薬学に関わる仕事に就きたいと考えているでしょう。

薬に関わるということは人の健康に関わることでもあります。

もし、あなたが薬局に薬をもらいに行く時に、どこからどう見ても不健康そうな薬剤師が担当してくれたらどうでしょうか。

大丈夫かな?

薬は間違っていないかな?

など、やはりややマイナスな印象を受けると思います。

病院の医師もそうですが、薬剤師も直接患者に関わりますので、説得力があるような健康体である必要があります。

大学を卒業して薬剤師になってから健康に気をつければいいや、と思っていても無理です。

練習でできない高跳びは試合でも実現しません。

【大学薬学部生が生活習慣を整える方法】

順番にそのポイントを解説します。

≪今がよければOKではない≫

冒頭でも述べましたが、大学生はまだ20歳付近ですので、体力もやる気もあります。

生活習慣を多少乱しても体調に大きな影響はないでしょう。

でも、大きな変化はなくても、今日なぜか集中できないな、暗記したはずなのに忘れた、高校の時より暗記力が落ちた、など些細な変化は感じるかもしれません。

それが毎日、毎年続いていくと大きな影響になります。

今はよくても、いずれダメになるというのをまずは知っておきます。

≪食事内容≫

特に、年頃の女子学生はダイエットのためカロリーを抑えたりしがちです。

深く考えることなく単に食事量を減らすため、カロリーどころか栄養素も足りません。

そうなると、生活習慣はやはり乱れます。

まずは、3食しっかりバランスよく食べること。

朝食を抜くのはNGで、炭水化物・脂質・タンパク質の三大栄養素をしっかり摂取します。

ビタミンミネラルも大切で、主食、主菜、副菜が日本の食事の基本です。

食事時間にも気を配り、授業直前は胃に負担がかかり、脳に血流が行きませんので、少し早めに済ましておきます。

≪禁酒禁煙≫

大学生によっては、お酒を定期的に飲んだり、喫煙する人もいるかもしれません。

しかし、タバコは基本的に有害物質を含み、あらゆる健康問題を誘発します。

お酒もストレス発散にはいいですが、寝不足になったり、食欲が過信になり肥満の原因になるかもしれませんので適度にします。

≪朝の散歩≫

散歩は脳のリフレッシュや体の血流向上に効果的です。

特に朝に行うことで、体内時計をリセットします。

太陽光を浴びることでセロトニンが分泌し、夜にメラトニンの生成を助けます。

これが快眠につながるのです。

15分程度の散歩でOKです。

≪何もしない時間を作る≫

これを軽視する人は多いですが、ぼーっとする時間には意味があります。

ぼーっとすることで何も考えません。

その結果、脳はリラックスし、休息します。

常に何かを考えているのは、脳がいつもフル稼働していることですので、マラソンを走り続けているようなもの。

それだと疲労して、勉強に影響するのは明白です。

≪睡眠≫

睡眠は回復に重要、というのは誰もがわかっていることでしょう。

でも、とりあえず時間を確保すればいいと考えていると痛い目に遭います。

基本的に、同じ時間に起きて寝ます。

リズムが大切で、そのために夜更かしなどは厳禁ですし、週末の寝溜めもNG。

理想的な睡眠時間には個人差がありますが、朝スッキリ起きられたら基本的にはOKです。

【まとめ】

今日は、大学薬学部の学生こそ生活習慣をしっかり整えようという内容でした。

もしできていないという心当たりがあるのなら、今日から健康や将来薬剤師になる自分を意識して過ごしていきましょう。

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